大腿骨骨折という重症で諦めかけた当たり前の生活。
ノルディックウォーキングで自信を取り戻す。
織田さん
お医者さんには「動かないで生活してください」って言われていたという織田さん。2階にも行かないように言われていた織田さんがノルディックウォーキングに出会い、再び趣味に没頭できるまでには何があったのでしょうか?
元々は大腿骨骨折のリハビリとしてカルナに入会されたんですよね?
織田そうですね。5年前に大腿骨を骨折して頸部をボルト止めしたのですが、運動もできるかな?ということでカルナに入会しました。
お医者さんには「長持ちさせるため動かないで生活してください」と言われたとか?
織田2階にも行かないでください。と言われました(笑)。ですが、理学療法士さんとリハビリをしていくうちに、希望がでてきました。「運動もやれるかな?」と思っていた矢先、カルナとのことを知りました。
織田さんは申し込みされてから参加されるまでにちょっと時間が空きましたよね?
織田そうなんです。実は骨折の影響で、右脚の方がちょっと短いんです。その関係で靴をオーダーにしなくてはならなくて…。
怪我をして、初めて運動をすることになった訳ですが、不安はありませんでしたか?
織田不安はもちろんありました。でも、電話して自分の怪我を説明した時「だいじょぶですよ!」「自分にあったペースでできますし!!」と元気な声で言ってもらって。50代で若い方なので、これなら怪我をしてペースが遅れたとしてもだいじょぶかな?と(笑)
実際に歩くようになってどうですか?
織田この2本のポールがいいですよね。リハビリ中は片杖で歩いていたんですが、やっぱり筋力とか姿勢とか偏っちゃうんですよね。でもノルディックウォーキングを始めてからは左右対称にポールを使うので、身体の使い方が上手くなった気がしますね。
最初はやっぱりポールで支えている感じでしたけど、今ではすっかりポールを利用して歩けていますもんね。
織田そうなんですよ!ノルディックウォーキングがもっと普及するといいですよね。普段、街中を歩く時もポールを使って歩きたいですからね。
カルナの印象はどうですか?
織田スポーツのクラブってみんな本気で、厳しくて…みたいな印象でしたよ(笑)怪我のこともあったので、かなり気後れしていました。でもカルナは60代の方も多く、中には80代の方も!すごくウェルカムな雰囲気で、笑いの絶えない楽しいクラブです。なかなかこういうクラブってないですよね。でも、練習が始まるとみんな負けず嫌いなんですかね(笑)急に真剣になって。でも楽しいから続けていられてますよ。
じゃあ、始めますよー!って言うとみんな真剣になりますもんね(笑)
織田でも、異世代交流っていうんですか?こういうのはカルナじゃないとなかなかないですよね。石原クラブでは設立2周年を記念して会員だけでお祝いしようなんて企画もあるんです。でも、「織田さんはまだ2周年じゃないから(笑)」とか言われていじられてます(笑)
いじられキャラですもんね(笑)
織田そういう役割だと思っています(笑)
織田さんはずっと続けていることがあるんですよね?
織田娘が幼稚園に入園したくらいの時から、人形劇団に所属して活動しています。
人形劇ってかなりキツイんじゃないですか?中腰で…
織田そうですね。指人形ではないので、体力的にもキツイです。でも、ノルディックウォーキングを始めてから「怪我をする前より身体がキレてるんじゃない?」って言われます(笑)。姿勢もそうですが、発声もそうですね。腹式呼吸になって、声もよく通るようになったかもしれませんね。
腹筋の筋トレメニューもありましたしね(笑)
織田今はちょっとリバウンド気味ですけど(笑)
織田さんは他クラブのコースにもよく行っているようですね。
織田三ツ寺、荻窪、高崎南、笠懸など、ノルディックウォーキングができるコースがあると思い、レッスン会場で自主トレしてます。。JNFA会長の公演を聞いた時に「運動習慣と呼ぶには週2回運動すること」って言われちゃいましたから(笑)その後のソフトクリームが楽しみ!というのはナイショです(笑)
今後の目標は?
織田人形劇の大道具はスキーケースみたいなものに入れて運ぶんですが、そういうのをしっかり持ち運べるようにしたいですね。人形劇で足らないところをノルディックウォーキングで補強して、それをまた人形劇に活かして…。そんな風に二つを両輪としてうまく回していきたいですね。